大晦日、本日妄想ストーリー最終回です!
神々の協力により、グクの身体に魂が戻され、再び目が開きました。
時が戻された事により、矢で射られた鳥も生き返ります。
この鳥は、ジンが心の奥に隠し持っている希望や愛そのものであり、テテの存在でもあると思います。
ジンは、まだ希望が残っている事、テテの魂が失われていない事を知りました。
再び歩きだしたグクが向かった場所は池のほとりです。
Fake loveの世界とリンクしています。
ここはジンの深層世界への入り口です。
前回と同じ流れですが、時が戻され今回は2回目です。
前回はFake loveの世界がメインでしたが、今度はON世界がメインとなり運命が動き始めます。
時同じくして、テテのアニマがこの場所(ジンの深層世界)から出ていく時が来た事をテテに知らせています。
テテの状況を遡ると、テテはジンが設計する夢の世界で命を落としてしまい、虚無の世界に落ちてしまっています。
何も無い真っ暗な世界。
そして虚無の世界はジンの深層世界でもあります。
ジンの潜在意識が作り出す世界で、テテはたった一人で生きているのです。
そんな世界で起こる事は、非現実的な事ばかり。
飛び降りても、また同じ場所に戻り
電車にひかれても、通過してしまう
そしてジンの潜在意識が影響しているので、実際のジンの行動がテテに影響しています。
おそらくテテは、こんな世界で何年も孤独に過ごしているのでしょう。
ふとした瞬間に現れる仲間達。
これは、RMがジンの潜在意識に侵入し、テテに接触しようとした為だと思います。テテが寂しくないように、仲間を助ける為に。
そしてRMが設計した夢の中に、グクが入っていきます。
RMが目を閉じると、始まる夢の世界。
夢の中で、仲間と会う為に必要なことは、あかり(ライター、マッチ、ランプシェイド)を灯す事です。
一人ぼっちのテテに夢の中で会いにいきます。
目を閉じて、あかりを灯した時、そこに仲間が現れるのです。
テテがいる本当の居場所を探して、走り続けるグク。
いくつもの扉を開けて、探し続けました。
RMもあと少しでテテの居場所を突き止められそうです。そしてついにテテがいた痕跡を見つけました。
しかし、RMはタイムスリップを繰り返していた事が知られてしまい、時空警察に捕らえられてしまいます。
自ら手出しができなくなったRM、テテを救えるのはグクだけです。
そして、扉が開かれました。
後はテテが自分の足でここから出てくるのを待つのみです。
テテにはまだ不安がありました。
本当にここから出る事ができるのか?本当に自分を蝕んでいるルシファーに勝てるのか?
ONの世界で最後の挑戦が始まりました。
テテがルシファーに侵されたのは自分のせいだったと悔やむジン。
悪に支配され、コントロールできずに苦しむテテを、自分の心の奥底で大切に守ってきたのです。
ただ、もうテテは大丈夫。やっとテテを解き放つ時がきました。
ジンの深層世界への扉を開けると、そこにいたのはテテのシャドウです。
この場所から出る事をテテ自身が選択し、自らの足で出て来たのです。
ホラ貝を携えてシャドウの世界に入って行ったグク。
ホラ貝は合戦における戦陣の合図や、悪魔降伏、鬼払いなどに用いられる楽器との事です。
今回は仮面をつけていません。
7人全員がありのままの自分を受け入れ、統合し、完全体で戦うのです。
自分を信じて、自分に勝つために…。
ONの世界の出来事は、平行世界にも影響しました。
Stay goldの世界です。
この世界ではグクがテテの居場所を突き止めていました。
間近に接近し、テテの動向を見守っています。
テテが自分の意思で出てくる時を待っているのです。
あかりを灯して目を閉じた時、それが叶えられました。
夢の中でも、現実でも。
どんなにつらい事があっても、愛があれば乗り越えられるという事。
自分の中に孤独や苦しみがあって、例え悪魔のような感情に悩まされても、信じるものがあれば険しい山も乗り越えられる事を。
テテが自らの意思で、虚無の世界から出てきた先には7人が一緒にいられる奇跡の楽園がありました。
それが生きている世界なのか、それともここではない世界なのか…。それはわかりません。
ただ、出会うべき魂が出会い、永久に繋がる運命を共にした事は事実なのでしょう。
これからも7人で山を乗り越え、その先にある楽園を共に。永久に。
END💜